煙火の花道

花火師の服装チェック!!




人と逢ふ胸の高さに遠花火  藤木倶子


こんにちは、あすかです。花火師が現場でどういう格好で仕事をしているのか、紹介したいと思います。
基本はできるだけ肌を露出せず、動きやすい服装であること。一般的に作業服ですが、皆さんいろいろ
工夫をこらしているようです。それではごらんください。



 
迷彩服のpic
作業服のpic
ミリタリー派
この人はHP製作者の、黒島さんです。
だけどどうして迷彩服姿?本人にきいてみましょう。
「丈夫で汚れにくく、火に強い。軍服こそ究極の花火師ファッションだ!
右向け右!全員前へ!○△☆!?※・・・。」
なんだかアブナイ人のような・・・。
「あすかちゃん、君もどうだ?」
いいえ!けっこうです。(きっぱり)
正統派
この人は花火師歴35年の大ベテラン辺見勝さんです。
ポケットの多い作業ズボンは動きやすく機能的です。
本人曰く「ニイハオ!仕事に必要な小物を持ち歩くので、ポケットが多いと便利
それと作業服は汚れても気にならないのがいいね。」
辺見さんの特技は中国語とせんだみつおのものまねです。
とにかく明るい人でみんなを楽しくさせてくれます。









どうも皆さん個性的な人が多くて・・・。先程の2人が共通して持ち歩いている 道具を紹介しましょう。
花火師の七つ道具です。これらを道具袋にいれ腰にぶら下げて 仕事をしているんですね。これだけ
でもけっこう重いです。花火師って体力仕事なんですね。

道具のpic 軍手・・・物を運ぶのが仕事の大半を占めるので、手の保護に。
タオル・・・顔を拭くだけでなくいろいろ用途は広い。
ハサミ・・・筒を固定する縄の切断や、火工品の加工に。
カッターナイフ・・・玉の親導を切ったり、防護用の銀紙の切断に。
レンチ・・・パイプを固定するのに必要。
油性マジック・・・いわずと知れた字を書くもの。
ビニールテープ・・・電気点火が主流なので、電線の接続に使用。
紙テープ・・・導火線や速火線の現場での加工に。用途は広い。
テスター・・・電気点火の導通と抵抗の確認に使用。
火薬計量マス・・・玉の打ち上げ火薬をサイズごとに計量する。



迷彩服のpic あっ、またでてきました。
だけど、どうして匍匐前進しているの?
それにしてもここまで凝るとは。
ア然・・・。




 



    皆さんいかがでしたか。打ち上げ現場は一般人立ち入り禁止なので私たち の作業風景をみることはないと思います。夜、打ち上げ本番になるとこの 上にはっぴを着て、ヘルメットをかぶります。だから暑くて汗ビッショリ。
皆さんの声援を励みに、花火の下で私たちは仕事をしているのです。



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