夏が来る前に〜雨ニモ負ケズ





雨来るらむとして頬に揚がる花火かな 紅葉

6月に入ると花火製造の仕事は最盛期をむかえます。
しかし、避けて通れないのが、梅雨。花火の製造工程は自然乾燥を繰り返し、
造っていくのですが、この時期は”乾燥機”をフル稼働して、仕事をします。
もう一つ恒例となっているのが、花火を打ち上げる”花火師”達への安全講習会です。
自治体の火薬保安担当者と花火業者、花火師とで、シーズン前に、行われのです。
火薬を扱うだけに、どんなベテランでも必ず参加し、打ち上げ手順や、注意事項を再確認します。
梅雨が明け、花火大会のシーズンが近づくと安全祈願祭を行い、本格的な夏が始まるのです。



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