社長からのメッセージ

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 芳賀の先代は江戸時代より砲術師として伊達藩に仕え、その後火薬・銃砲の商いを経て、現在では打上煙火の生産、花火大会の企画・演出を主軸としております。

 現在宮城県仙台市と岩手県花巻市の工場にて製造を行っているほか、中国の協力工場からの輸入品も取り扱っております。協力工場へは毎年数回の視察を行い、当社工場にて従業員研修を行うなど技術提供を重ね、国内工場同様に品質・安全性の向上に努めております。そのため、日本では製造されていない煙火をご覧頂くことが出来ます。
 当社の打上煙火は日本古来の伝統花火(菊型花火、芯入菊、冠等)はもちろんのこと、各種新作花火(点滅類、中間色牡丹、型物等)も得意としており、国内多数の業者へ販売・供給しております。

 年間70ヶ所余りの花火大会に関わり、花火の魅力を最大限に表現すべく、色・火花・音・形の華麗で迫力と変化に富んだ打上を信条に、ベテラン花火師と若いスタッフが力を合わせて努力を積み重ね、観客の皆様に喜んで頂けるよう尽力しております。
 また海外においても2000年オーストラリア・シドニーオリンピック閉会式にアジア地域の代表として参加し、フィナーレを飾る花火を上げました。2008年の北京オリンピックに際しても技術協力を行い、栄誉証を頂きました。

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北京オリンピック栄誉証

 製品の品質を高めることはもとより、当社では打上の安全性を高める努力も行って参りました。打上従事者への安全教育を行うとともに、早い時期から電気点火器・打上コンピューターを導入し遠隔操作により安全な打上を行っております。

 今後も、これまで培ってきた技術・人材を活かしつつ、更なる新技術の研究開発に注力し、日本の伝統花火文化を高めて参りたいと考えております。