煙火の花道

花火歳時記 秋編・土浦全国花火競技大会





帰り際のひときは高き花火かな  勝見惣一朗

10月の第一土曜日、茨城県土浦市において行われる全国花火競技大会。
秋田の大曲とならび、「花火師の甲子園」といわれています。
今年も栄光の通産大臣賞を目指して、参加しました。
それでは、2000年10月の仕事風景をご覧ください。




現場のpic 今年の我が精鋭部隊です。
左より佐野さん、黒島、山本さん、鈴木さん、
前列は左より、あすかちゃん、Yoshieちゃん、佐々木さん。
みんな優勝への意気込み充分です。


ほのぼのハート米のページへ 大ベテランの鈴木順平さんが電線を引いています。
5ヶ所同時に上がるスターマインです。
作業は慎重かつ丁寧に行われます。
また鈴木さんは美味しくて安全な低農薬米
の販売を行っています。詳しくは写真をクリックして下さい。



現場のpic セットが終了し、電気点火の最終チェックです。
テスターで導通と抵抗値を測定します。
計算値通りでOKでした。


現場のpic いよいよ打ち上げ本番。
土浦で打ち上げるのは僕は3回目ですが、
いつも緊張します。少しでもタイミングが狂うと、
いままでの全員の苦労が水の泡になります。


花火のpic これがその作品。
コンクールの結果は?
残念ながら3位でした。
また来年頑張りますので応援お願いします!





いかがでしたか、現場の終わった後はいつも反省します。
打ち上げのタイミングで花火の印象がずいぶんと変わるからです。
いつも最高の演出をめざしているのですが、パーフェクトということはありません。
この日も「0.5秒タイミングが遅かった」とか「ここは少し早いほうが・・」という具合にです。
全国花火競技大会で優勝するのって本当に大変なことなんです。

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